女優杏(33)が出産を経て4年ぶりに主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「偽装不倫」(水曜午後10時)の17日放送の第2話の平均視聴率が11・2%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

杏演じる32歳の独身女性、濱鐘子が、婚活に別れを告げる旅行の機内で年下のイケメン伴野丈(宮沢氷魚)と出会い、思わず既婚と偽ったことから“偽装不倫”の恋に落ちるストーリー。鐘子の姉吉沢葉子を仲間由紀恵、その夫賢治を谷原章介、葉子と不倫関係になる年下の八神風太を瀬戸利樹が演じる。第1話の平均視聴率は10・1%だった。

前話で博多旅行で丈と一夜をともにした際、姉に借りたワンピースに入っていた指輪をホテルに忘れてきてしまった鐘子。第2話で鐘子はホテルに問い合わせるが、その指輪は丈が東京に持ち帰っていた。

東京に戻った鐘子は、名古屋出張に行ったはずの葉子が、都内のホテルに入るのを目撃。尾行すると風太との不倫現場に遭遇してしまう。葉子に見つかった鐘子は、不倫はしていても賢治と別れるつもりはないと告げられる。葉子は翌週の結婚記念日までに指輪を返すよう鐘子に迫る。

鐘子は丈がSNSで指輪の写真を公開しているのを見て、連絡する。丈も東京の姉の灯里(MEGUMI)の元へ来ており、浅草で会うことに。浅草デート後、灯里のスペイン料理店で食事した2人は、2階の丈の部屋へ。そこで丈は鐘子の名前の由来、「銀河鉄道の夜」のカンパネルラの話をする。鐘子は「この人が好きだ」という自分に気づき、自分のついた既婚というウソすらも、心の中で肯定する。丈から夫の写真を見せて欲しいと言われた鐘子は、思わず賢治の写真を見せてしまう。そして丈から指輪を返される…という展開だった。