米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞のノミネーションが16日、発表され、大ヒットドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の最終章が、エミー賞史上最多となる32部門で候補入りした。

米ケーブルテレビ局HBOで今年5月から放送された最終シーズンの結末を巡っては、ファンから不満の声が相次いでいた。同作は作品賞の他にも、エミリア・クラークの主演女優賞、キャット・ハリントンの主演男優賞、そして出演者7人が助演俳優賞部門に名を連ねる快挙となった。

また、「こんまり」の愛称で知られる片づけコンサルタントの近藤真理恵さんの片づけ番組「KonMari~人生がきらめく片づけの魔法~」が、リアリティー番組部門で2部門にノミネートされた。米国の家庭を訪問して住人と一緒に家の中を片付けるネットフリックスで今年初めから配信された同番組は大きな話題となり、米国でもこんまりブームを巻き起こしている。授賞式は9月22日にロサンゼルスで行われる。(ロサンゼルス=千歳香奈子)