ジャニーズ事務所所属の中山優馬(25)が20日、静岡朝日テレビ「とびっきり!しずおか 土曜版」(午前9時30分)に生出演し、12日に都内の稽古場で行われたジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(享年87)の家族葬について語った。

「ジャニーさんのステージのようでした。僕らがバックダンサーになった感じで、晴れやかに送り出せて良かったです」

中山によると、家族葬の雰囲気は「明るく」とまでは言えないものの、近藤真彦らが、ジャニー氏の思い出話を披露するなどし、笑い声が絶えない時間だったという。

また、ジャニー氏との個人的なエピソードには、「出会い」を挙げた。

「オーディションを受ける前、大阪で開催されたジャニーズ野球大会を見に行ったら、知らないおじさんが、僕に『ジュース飲む?』って声をかけてくれたんです。その2年後、オーディションを受けに行ったら、『僕のこと覚えてる?』と聞くので、『あっ、ジュースをくれた』と返しました。そこで初めて『僕がジャニーだよ』と明かしてくれたんです」

中山が事務所入りした後も、ジャニーズ氏は、稽古場によく足を運んでくれたといい、「とても気さくな方でした。僕より年下のジュニアにも、『敬語は使わないで』と、タメ口でしゃべるように言っていましたね」と笑顔で振り返っていた。