米映画「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」(97年)でコンビを組んでアカデミー賞脚本賞を受賞したベン・アフレック(46)とマット・デイモン(48)が、リドリー・スコット監督の新作映画「ザ・ラスト・デュエル」で22年ぶりに主演・共同脚本を務めることが明らかになった。米デッドラインが報じたもので、同作は仏で1386年に起きた最後の決闘裁判を基にした歴史ノンフィクション「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」を基にした作品になるという。

同作は14世紀の仏を舞台に戦争から戻った男が妻が友人にレイプされたことを知り、処刑を望む男と無罪を主張する友人が裁判で対決するという実話を基にしたもので、2人がどちらの役を演じるかは発表されていない。もともと20世紀フォックスが製作を進めていた作品だったが、ディズニーに買収されたことで今後はディズニーが企画を引き継ぐことになったと伝えられている。デイモンとスコット監督はアカデミー賞で7部門にノミネートされた「オデッセイ」(15年)以来のタッグとなる。(ロサンゼルス=千歳香奈子)