NHK連続テレビ小説が、来春スタートの「エール」(主演窪田正孝)から土曜の放送をなくし、週5回に短縮されることが24日、分かった。木田幸紀放送総局長が定例会見で明らかにした。

短縮の背景として、「エール」が4Kで制作されることを挙げ「すでに『いだてん』も4Kで制作されているが、制作に時間がかかり、制作期間が延びる。これまでもいろんな工夫をしてきた。土曜に新作を放送できないのは本当に残念」」とした。

また、働き方改革の流れの中での判断であるとし「スタッフ、出演者の健康状態を考えると、疲れ切った状態になるのはよくない。存分に力を出していただくため、総合的に判断した」と話した。

NHKは、17年に「NHKグループ働き方改革宣言」を行い、朝ドラに関して、20年からスタジオ収録を午後9時までとする原則を決めている。