韓国の男性グループ、SHINee(シャイニー)のテミン(26)が12日、東京・武蔵野の森総合スポーツプラザで、初の全国アリーナツアー「TAEMIN ARENA TOUR 2019~XTM~」最終公演を迎えた。

テミンは十数人のダンサーを従えて登場。「最後の“XTM”へようこそ!盛り上がる準備はいいですか~!?」と呼び掛けると、会場は大歓声に包まれた。

テミンは高い歌唱力とキレのあるダンスで人気を集め、ファーストソロアルバムはオリコン週間ランキングで3位、セカンドアルバムは2位を獲得。ソロ活動を始めて以降、ファンも増やし、10~40代の幅広い女性層に支持されている。K-POPブームを長くけん引するアーティストだ。

ライブでは全26曲をパフォーマンスし、アンコールでは28日発売のアルバムからリード曲「Famous」を歌った。またテミンへのサプライズとして、ツアー初日からを振り返る映像も上映。1万人の観客から「お疲れさま!サランヘ~!(愛してる)」とねぎらわれると、テミンは驚きで言葉を失った。「皆さん知ってましたか!? 感謝の気持ちをどうやって返すか悩んでます」と照れた。

最後は「皆さんの笑顔を見ることができて、僕は幸せな人です。近いうちにまた会いましょう!約束!」と再会を誓った。

同ツアーは6月の北海道公演を皮切りに全国7カ所で行われ、全17公演で15万人を動員した。【遠藤尚子】

 

 

◆テミン 1993年7月18日、韓国・ソウル生まれ。08年5月、男性5人組グループ「SHINee(シャイニー)」として韓国でデビュー後、同6月に日本デビュー。16年7月、メンバーとして初めて日本ソロデビューを果たす。18年9月に初の全国ソロツアーを開催し、4月に初写真集を発売した。