乃木坂46のルーキー、賀喜遥香(かき・はるか=18)が16日、名古屋のラジオ局などを訪れ、新曲「夜明けまで強がらなくてもいい」(9月4日発売)のPR行脚を行った。全国でPRして回る「一人全国キャンペーン」の一環。ラジオやテレビなど、この日だけで10番組の生放送や収録に臨んだ。

PRは午前中からスタートし、17日放送のCBCラジオ「スポ音」の収録などを行った。その後も東海ラジオ「山浦!深谷!イチヂカラ!」や@FM「@1 Countdown」に生出演。東山動植物園ではメ~テレ「BomberE」のロケにも臨んだ。分刻みのスケジュールで移動し、生放送開始の数分前にラジオ局に到着する一幕もあった。

賀喜は昨年8月に坂道合同オーディションに合格し、同11月に乃木坂46に4期生として加入。同12月に行われたお見立て会でお披露目された。「夜明けまで強がらなくてもいい」で、同期の遠藤さくら(17)筒井あやめ(15)とともにシングルで初めて選抜入りを果たした。4期生だけのMCではまとめ役を任されることも多く、真面目な人柄と清楚(せいそ)なルックスで人気上昇中だ。

既に、同キャンペーンで滋賀や愛媛、広島などを訪れており、今後も各地を回る予定という。ルーキーにとって、大きな挑戦だ。「1人で活動するのがほぼほぼ初めてなので、不安で寂しい部分もありますけど、1人だから学べることもあるし、成長できるチャンスだと思います。このシングルで先輩のいいところとか全部吸収して、先輩たちに追いつけるように頑張ります」と誓った。

「夜明けまで強がらなくてもいい」では、ポジション最前列のフロントを務める。「自分が前に立つということは、先輩方が作ってきた乃木坂を受け継ぐために頑張らなきゃいけないという責任を感じます」と表情を引き締め、「ファンの方に『これからも乃木坂は大丈夫だな』って思っていただいて、(9月1日に卒業する)桜井玲香さんにも安心して卒業していただけるように、先輩方から見ても安心して任せられるような後輩になりたい」と力を込めた。【横山慧】