田中圭(35)が23日、都内で主演する「劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~」(瑠東東一郎監督)初日舞台あいさつに出席した。

テレビ朝日系で18年4月期に放送され、男性同士のピュアな恋愛模様を描いた人気連続ドラマの劇場版。ドラマはSNSを中心に盛り上がり、放送中にツイッターの世界トレンド1位を獲得するなど社会現象化した。田中は「盛り上げてくれた皆さんから映画化というプレゼントをもらった感覚です」と観客に感謝。「お返しできるものができたんじゃないかな」と完成作に胸を張った。

映画のキャッチコピー「ラブがとまらない」にかけ、登壇者は壇上で夢中になっているものを紹介。ドラマから出演する吉田鋼太郎(60)は「田中圭がとまらない」と記したフリップを見せると、映画化に至る歴史を振り返り「夢のような段階の中心に田中圭がいる」。また、渥美清さんが演じ、シリーズ化した映画「男はつらいよ」を引き合いに、「映画が1、2、3、4、5作と続いて、田中圭の代表作になってくれれば」。また「田中圭は止まらないし、止まって欲しくない」と激励した。

観客の拍手に後押しされた田中も「『おっさんずラブ』が“とまらない”のだとしたら、どこまでも行けばいいのにと思っている」と吉田に続いた。

この日、林遣都(28)内田理央(27)金子大地(22)伊藤修子(42)児島一哉(47)志尊淳(24)沢村一樹(52)真島秀和(42)大塚寧々(51)瑠東監督も登壇。舞台あいさつの模様は全国131の会場に生中継された。