インドネシア在住のシンガー・ソングライター加藤ひろあき(36)が、同国の人気バンド「MOCCA(モカ)」のボーカリスト、アリーナ・エフィパニアと結婚し21日、ジャカルタで挙式した。加藤所属の吉本興業インドネシアが23日、発表した。

加藤は14年、ジャカルタに移住。現地でミュージシャンとして活動したり、ベストセラー小説の翻訳出版などを手掛けている。地元テレビ番組で司会も務め、17年にインドネシアでデビューアルバム「HIROAKI KATO」を発売した。

アリーナが所属するMOCCAは現地で活動20周年をむかえ、シンガポール、マレーシア、スウェーデン、日本などでもCDが発売されている。2人は以前から数々のイベントで共演。同アルバム収録曲にもデュエットで参加している。

加藤は吉本を通じ「初めて出会ってから、今日二人で歩いていくと決めてから、11年の月日が流れました」「アリーナと一緒にいると自分が自分らしくいられるような気がします」「これからもインドネシア・日本両国の架け橋になれるよう精進していきます」などとコメントした。

吉本によると今後2人は共同で作品を制作していくという。「涙そうそう」のミュージックビデオのリリースが数カ月後に決まっており、その作品を皮切りに活動していくという。