松岡茉優(24)松坂桃李(30)が出演する映画「蜜蜂と遠雷」(10月4日公開、石川慶監督)完成披露イベントが16日、都内で行われた。

サラリーマンながら世界を目指すピアニスト役の松坂は、ピアノ経験ゼロからの挑戦だった。松坂は「なかなかのハードルでした。触ったこともほぼない状態。最初のレッスンの先生の一言目が『ドはどこですか~』。ここかな…『それはファですね』。ファ~」と、笑いながら回想。松岡からは「(練習が)バンビみたいでした。立ち上がる子鹿みたいな感じでしたよね。そこからまさかの優しい演奏に。あのときのバンビは何だったんだという。俳優ってのはすごいなと思いました」と暴露され、松坂は「だましだましやっております」と笑いを誘った。

コンテストを戦う映画にちなみ、現在戦っているものを聞かれた松坂は「事務所と戦い終わりました」とドッキリ発言。松岡やMCが「マスコミに流していいヤツですか」などとざわつく中、松坂は「お仕事をさせていただいて、ありがたいことに10年たち、なかなかアウトプットの連続の10年でございまして。なかなか一息つく間がなかったと言いますか。それを事務所サイドと話して…何の話してるんですか!。ちょっとどうにか、できんもんでござろうか、と」と笑いながらも、しどろもどろ。松岡から「休みが欲しいということ?」と直球ツッコミを受けると松坂は「ザックリ言うとそうですね。ちょっと休みたいかな。ようやくお許しが出て」と苦笑い。会場から拍手が起き、松岡から「アフリカでもブラジルでも行ってらっしゃい」と送り出された。

森崎ウィン(29)石川監督も登壇した。