女優広瀬すず(21)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の17日に放送された第146回の平均視聴率が20・2%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第139回の23・8%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、マコプロに訪ねてきた千遥(清原果耶)と再会したなつは、千遥の働いている神楽坂の料理屋「杉の子」にお客として、咲太郎(岡田将生)と光子(比嘉愛未)と信哉(工藤阿須加)と明美(鳴海唯)と一緒に訪ねた。そこでは初めて会うお客として接した。出される料理をなつらは「おいしいです」と話した。店員の上田(助川嘉隆)との会話では、咲太郎は「家族です」と話し、自分たちのこれまでの話や今の仕事のことなどを語った。そして最後に咲太郎の希望で天丼を作ってもらい食べ、戦死した父親の味がすると涙した。しかしなつは、作っていたのは母親だったことを思い出し、みんなに話した、という内容だった。