船越英一郎(59)が水谷豊(67)主演「相棒 season18」(10月9日スタート、水曜午後9時)の初回ゲストとして、同シリーズに初出演することが18日、分かった。兄と慕う水谷との共演を「一緒に『相棒』という船に乗せていただいてうれしかった」と振り返った。

船越は陸上自衛隊出身の元レンジャー隊員、岩田純を演じる。北海道を舞台に起こる連続殺人の容疑者として、特命係の杉下右京(水谷)、冠城亘(反町隆史)と相対する役どころだ。

水谷とは、84年に水谷主演ドラマ「気分は名探偵」で初共演。それ以前から父船越英二さんが水谷と「熱中時代」で共演するなど30年以上の縁があり、「僕自身の基礎となるようなものをすべて教えていただいた。僕は一生、水谷さんの弟分だと自負しています」と信頼を寄せる。

撮影にも並々ならぬ決意で臨み「この作品を汚すようなことがあったら一大事! 正直、僕もそれなりの覚悟が必要でした」と明かす。クライマックスでは特命係と洞爺湖畔で対峙(たいじ)。「スタッフ、キャスト全員が緊張感を覚える…そんな現場を久しぶりに味わいました」と充実感をにじませた。