昨年9月に放送されたテレビ朝日系主演ドラマ「乱反射」が劇場用ディレクターズカット版として期間限定で劇場公開され、主演の妻夫木聡(38)が22日都内で、監督を務めた石井裕也氏とトークショーを行った。公園の木が倒れたことによる事故で幼い息子を亡くした新聞記者(妻夫木)が、事件の真相を追求するミステリー。

妻夫木はドラマとして放送された作品が劇場版となって上映されたことに「とてもうれしい。めったにないことなので本当にうれしい。公開は夢みたい。見てくれるお客さんがいる限り、こういう作品は生き続ける」と語った。

また、初共演の井上真央についても言及。2人は夫婦を演じた。「壁を感じさせない方。最初からドーンと飛び込んでいく感じができた。ありがたかった。フィーリングは合っていた」と語った。

妻夫木は、8月に所属事務所を通じ、妻マイコ(34)の第1子妊娠を発表して以来、報道陣の前に姿を見せるのは初めて。出産時期はこの冬とされるが、妻の妊娠に触れることはなかった。