フリーアナウンサー吉田照美(68)がこのほど、都内で、自身のニックネームのロバをモチーフにした初主演映画「ロバマン」(河崎実監督、来春公開予定)への思いや魅力を語った。平凡な68歳の老年男が、ロバ星人から超能力を授かりスーパーヒーローのロバマンに変身して悪を倒す物語。

吉田は初主演に「この年になっても、こういう話があるんだとうれしかった」とニッコリ。続けて「ヒーローとしては、あまり格好良くはないんです。老人が走っていますから。共演者には敬老会の運動会と言われ、胸に刺さっています」と笑った。見どころは「ホボホボな老人のヒーローの(悪を倒す際の)暴力シーン」と笑った。老人がヒーローになるのは画期的だが「バカな世界に浸ってほしい。ライバルは『アベンジャーズ』です」とPRした。

共演は文化放送「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」で共演する伊東四朗のほか、小池美波、唐橋ユミ、笑福亭鶴光ら。11月4日には東京・浜松町の同局で特別上映会が行われ、吉田は河崎監督とトークショーを行う。