タレントで女優の大原優乃(20)が14日、都内で、写真集「吐息」発売記念イベントに出席した。

セカンド写真集となる「吐息」は10代最後を追うものとなり、大原が生まれ育った鹿児島などで撮影した。「私が生きてきた場所で、『自分とは何か?』を見返しながら、素の部分を見せられました。動物園とかお菓子やさんとか、自分のお気に入りの場所にも行ったので、スタッフさんのツアーガイドになった気分でした」と話すと、特徴的に「イヒヒッ」と笑った。

下着姿にも初挑戦した。「恥ずかしかった」と前置きしつつ、「撮影の前に10分くらい部屋で1人になって、その後に(カメラマンの)桑島さんと2人きりで撮ったことです。その10分間で、いつもとは違うネガティブな部分も見せようと思いました。桑島さんのシャッターを切るスピードが変わって、口角がだんだん上がっていくのが分かって、少しずつ温かい空気に変わっていって、最後はホッとして涙が出ました」と振り返った。

写真集のために腹筋とおしりを鍛えた。「女性にも見ていただけるグラビアってすてきだなと思って」と笑い、「おしりがなくてコンプレックスだったので」と告白した。

10歳でDream5の一員としてデビュー。10代は「濃い時間を過ごさせていただきました。大原優乃という人間をたくさんの人に形成していただきました」と振り返った。20歳をスタートに位置づけた。「これまで支えてくれた人に恩返しをするスタートラインに立てたので、感謝してこれからも頑張りたいです」と話した。