15日発売となる自伝「Me」の中で大物セレブたちの驚きのエピソードを明かし、注目を集めているエルトン・ジョン(72)が自伝の中で、故マイケル・ジャクソンさんについて「精神的に病んでいた」と書いていることがわかった。

ジョンの自伝には大物ハリウッドスターたちに加え、ボブ・ディラン、フレディ・マーキュリー、ジョン・レノンらをはじめとする音楽界のスーパースターたちが続々と登場している。

米情報サイトTMZによると、マイケルさんを13歳の時から知っていたというジョンは自伝の中で、「彼は最高にかわいい子供だった。しかし、ある時期から、世間や現実から遠ざかるようになった。エルビス・プレスリーと同じように」と書いているという。

さらに、「彼の頭の中で何が起きていたのか、どんな処方薬を服用していたのかは誰にもわからないが、晩年の彼に会うたびに“かわいそうに、完全にイカれてる”と思っていた」と告白。「冗談で言っているのではなく、彼は本当に精神的に病んでいた。周囲の人々を不安にさせる人になっていた」と書いているという。

マイケルさんを自宅でのパーティーに招待した際、いつの間にか姿を消し、家政婦の子供と遊んでいたエピソードも明かし、「何が理由であれ、彼は大人と一緒にいることが、全く出来ないようだった」と振り返っているという。(ニューヨーク=鹿目直子)