秋元康氏プロデュースの劇団4ドル50セント福島雪菜(20)が15日、日刊スポーツの取材に応じた。18日から上演の舞台「フラガール -dance for smile-」(東京・日本青年館ホールなど)に出演し、フラガールを目指す少女、早苗を演じる。

稽古では、構成演出の岡村俊一氏から「せりふが言いにくかったら、台本を変えていい」と言われ、考え方が変わった。共演の山崎銀之丞(57)から「若い時は苦労したほうがいいよ」と激励され、有森成実(51)からも優しく演技のアドバイスをもらったという。

華やかなルックスで「天使すぎる劇団員」の愛称を持つ一方で、親しみやすい関西弁も特長だ。「黙っていればかわいいのに、しゃべると残念」とイジられるという。総合演出の河毛俊作氏からは「かわいいヒロインというより、安藤サクラさんみたいなタイプを目指したほうがいい」と助言された。「女優として生きていきたいので、皆さんからたくさん吸収したい。後から『福島にとって1つのターニングポイントだった』と言える作品になれば。富司純子さんみたいな格好いい女優になりたいです!」と笑った。【横山慧】