ロック音楽の進化と発展に貢献したアーティストを認定する「ロックの殿堂」の2020年度候補アーティスト16組が発表となり、故ホイットニー・ヒューストンさんと故ノートリアス・B.I.G.さんが初めてノミネートされたことがわかった。

ニューヨーク・ポスト紙によると、16組のうち9組が初ノミネートで、ヒューストンさんとノートリアスの他、デイブ・マシューズ・バンド、ドゥービー・ブラザーズ、モーターヘッド、パット・ベネター、サウンドガーデン、T・レックス、シン・リジィらが初めて候補となった。

さらに、ジューダス・プリースト、デペッシュモード、クラフトワーク、MC5、ナイン・インチ・ネイルズ、トッド・ラングレン、ルーファス&チャカ・カーンらが候補となっている。

来年1月、殿堂入りするアーティスト5組が発表となり、セレモニーは3月29日、ニューヨークのブルックリンにあるバークレイズ・センターで開催される。

「ロックの殿堂」は1000人を超える音楽関係者らの投票に加え、音楽ファンによる投票がロックの殿堂の公式サイトrockhall.comで実施され、選考プロセスで考慮される。(ニューヨーク=鹿目直子)