田中圭(35)が23日、茨城・小美玉市の茨城空港で行われたテレビ朝日系主演ドラマ「おっさんずラブ-in the sky-」(11月2日スタート、土曜午後11時15分)の会見に、吉田鋼太郎(60)千葉雄大(30)戸次重幸(45)と出席した。

18年4月期に放送され、男性同士の恋愛を描いた人気ドラマの第2弾。不動産から航空業界に舞台を変え、千葉と戸次を新たなメインキャストに迎える。

田中は「体感ですけど、前作より圧倒的にパワーアップしている。楽しんでもらえるものになっています」と自信を込めてあいさつ。新キャストとの共演にも「新鮮で楽しうございます」と笑みを浮かべた。続投となる吉田は、恋心を爆発させる黒沢武蔵役について「もう1人の自分がいるような感じ」と親しみを明かし笑った。

撮影開始から1カ月ほどたち、千葉も戸次も現場になじんでいるようす。戸次は「緊張していない自分に罪悪感を感じている」と笑った。千葉はあいさつ後頭を下げると、マイクに歯を盛大にぶつけて赤面。田中から「わざと?」と突っ込まれて照れ笑いした。

また、放送時期にちなみ「冬の恋」をテーマにトークすると、吉田は「鍋を囲んでキュンとしたい」、田中は「手をつかんで自分のポッケに入れたり」と少女漫画的な理想を提案。千葉は「こたつの中で、見えないところでちちくり合う」と急な生々しさを漂わせ笑いを誘った。

会見はロケ地の茨城空港で行われた。パイロット役の吉田と千葉は撮影でコックピットに初潜入したといい、「役得だよね」と声を合わせた。男性CAの田中は、機内アナウンスの際の所作を学んだようで「マイクは横じゃなくて縦に持つんです」と実演していた。