演歌歌手山内恵介(36)が23日、東京国際フォーラムホールAで、5大都市ツアーのファイナル公演を行った。

現在は47都道府県のすべてを回り、67会場で75公演を行う全国ツアーの真っ最中。これと並行をしながら、5大都市限定の特別公演を行ってきた。「ツアーのバンドは7人ですが、特別公演は25人編成。すごくぜいたくなサウンドです」と特別公演のプレミア感を説明した。

母親が美空ひばりさんの大ファンで、おなかの中にいる時から胎教のように聞いて育った。今年は、ひばりさんの没後30年。この日は、ヒット曲「みだれ髪」「りんご追分」などを歌唱して、約5000人のファンを魅了した。

3月発売の新曲「唇スカーレット」がオリコンの演歌・歌謡曲ランキングで8作連続の1位を獲得。売り上げ枚数も9万枚を突破した。15年から4年連続で出演中の紅白歌合戦出演への期待が自然と高まるが「今年も出られたら5年連続。出られることを願っています。朝ドラのタイトルが『スカーレット』で、偶然ですが新曲タイトル『唇スカーレット』と同じ。“白組スカーレット”で出られないかな~。願わくば、朝ドラにも出たいです」と熱望した。

「ぼくはエンカな高校生」のキャッチコピーで、01年4月に「霧情」でデビューして19年。来年の20周年の節目について「日本武道館に立ちたい。2020年に20周年でゴロもいい」。

今年、やり残したことは「大好きなサウナにあまり入れなかったこと」だという。「サウナが大好きで、水風呂と一緒に3回ずつ入ります。歌っている時は無我夢中。サウナに入っている時の気持ちと通じるものがある」。“サウナ男子”を自称するだけに、サウナの正しい楽しみ方? もアピールした。