アーノルド・シュワルツェネッガー(72)が、戦車のように巨大な軍用車で食料品の買い出しに出かけたところをキャッチされた。

シュワルツェネッガーが向かったのは、ロサンゼルスの高級住宅地ブレントウッドにある農場系マーケット「ブレントウッド・カントリー・マート」。セレブがよく、利用することで知られている。

ニューヨーク・ポスト紙が掲載した写真には、大きな緑色の6輪駆動車に乗り込むシュワルツェネッガーの姿が写っている。マーケットで買い物を済ませたシュワルツェネッガーは、駐車場に止めてあったピンツガウアーに乗り、自宅へ向かったらしい。

同紙によると、ピンツガウアーはオーストリアのシュタイアー・ダイムラー・プフ社が、世界中の軍に納入した軍用車で、価格はモデルにもよるが、1万8000ドル(約198万円)から7万ドル(約770万円)の間という。

シュワルツェネッガーは、軍用車両ハマーを初めて自家用車にした1人。マッチョ系カーマニアで、M47パットン戦車を始め、メルセデスベンツの商用トラックであるウニモグ、4輪駆動カーゴトラックのダッジM37など、数々のカー・コレクションで知られる。

しばしば、「TERMINATOR(ターミネーター)」という文字が書かれた大きなハマーを運転している姿もキャッチされている。(ニューヨーク=鹿目直子)