日向坂46が、大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(午後7時15分開始)に初出場を果たすことが14日、明らかになった。都内の同局で行われた出場者発表会見に出席し、喜びを語った。

キャプテンの佐々木久美(23)は「初出場させていただいてありがとうございます」と一礼し、「紅白歌合戦は私もそうですし、メンバーもずっとお家で見ていて、たくさんパワーをもらっていた番組なので、そんな紅白歌合戦に自分たちが出演者の一員として出させていただけるのはとても光栄です」と喜んだ。「ずっと応援してくださっていた家族やファンの皆さんに恩返しができるようなパフォーマンスをみんなで精いっぱいできるように頑張ります」と意気込んだ。

16年5月に「けやき坂46(ひらがなけやき)」として結成。当初は欅坂46の2軍的存在だったが、ライブハウスZeppをまわる全国ツアーで経験を積み、見る者を幸せにするグループカラー「ハッピーオーラ」を武器に地道に人気を獲得していった。

今年2月に日向坂46に改名。3月にシングル「キュン」でデビュー。サビで見せる「キュンキュンダンス」はSNSなどでも話題になり、女性アーティストのデビューシングルで歴代最多となる初週売り上げ47・6万枚(オリコン調べ)を記録。7月発売の2枚目シングル「ドレミソラシド」、10月発売の3枚目「こんなに好きになっちゃっていいの?」も発売初週で40万枚以上を売り上げるなど、実績は十分だ。