NHK連続テレビ小説「スカーレット」の第9週(25~30日)のあらすじを紹介します。

喜美子(戸田恵梨香)は、八郎(松下洸平)が持っていたという深野心仙(イッセー尾形)の絵を想像して描いてみます。2人の距離も少しずつ近づいていきます。

一方、丸熊陶業の社長が急死し、照子(大島優子)の夫が若社長となることに。絵付け火鉢の生産は縮小される可能性が高まり、深野は信楽を去る決意を固めます。

ある日、喜美子は、深野が信楽を去ったのちに、自らより若い弟子について修業の道に入ろうとしていることを、八郎に聞かされます。衝撃を受けたものの、深野への尊敬の念はいっそう高まり、自分は残るべきかついていくべきか、喜美子の気持ちは揺れます。常治(北村一輝)とマツ(富田靖子)はそんな喜美子を心配します。

そんな中、火まつりの夜を迎え、大きなたいまつを担いで歩く喜美子。女性での参加者は珍しかったのですが、八郎と一緒にしっかりと神社にお参りをすませます。深野がいなくなった後、一人前の絵付け師として仕事を続けよう、と喜美子の決意は固まります。そして、ある日、八郎の商品開発室を訪ねた喜美子は意外な姿を目にします。