フリーアナウンサー宮根誠司(56)が17日、司会を務めるフジテレビ系報道番組「Mr.サンデー」(日曜午後10時)に生出演し、合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕された女優沢尻エリカ容疑者(33)について語った。

宮根は同容疑者について「個人的には、いろいろあったけど50(歳)くらいになったら『昔やんちゃしててね』っていうくらいの大女優になると思ってた」と存在感を評価しつつ、「だけど薬やっちゃったらダメでしょう」と厳しい口調で話した。

ゲストの元大阪市長の橋下徹氏は、同容疑者の復帰について「薬物に関しては厳しい日本社会を望みます。女優として力があることは間違いないから、甘いって言われるかもわからないけど、しっかり社会的制裁を加えて、薬物依存を絶つプログラムをきちっとやって、もう1回頑張ってもらいたい思いはある」とした。また「人生失敗はある。罰というより、治療として考えて徹底的にしなきゃダメ。すぐ復活なんてことはあり得ないけど、チャンスはなしにしちゃうの? って」とも述べた。

ジャーナリスト木村太郎氏は、同容疑者が出演予定だったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」やテレビCMなど仕事関係者への影響の大きさを挙げ「被害は何億(円)とある」とコメント。「こういう人はチャンスを何回も与えられてもみんな裏切ってきている。で、こういうことになってる。お騒がせ女性がまたお騒がせか、ということになる」と持論を述べるなど、さまざまな意見が出た。