内博貴「原点」初舞台の大阪松竹座公演で桂米団治役

上方落語四天王の1人で、人間国宝だった故桂米朝さん夫妻を描く大阪松竹座公演「なにわ夫婦八景 米朝・絹子とおもろい弟子たち」(来年2月1~16日)で、長男桂米団治(60)の役をジャニーズの俳優内博貴(33)が務めることが18日、分かった。

米朝夫人は元OSK(当時OSSK)で「駒ひかる」として活躍した中川絹子さん。絹子さんは14年6月、米朝さんは15年3月に亡くなっている。夫妻の影響を強く受けた米団治はこれまでに、クラシックを落語に取り入れる活動も行い、現在は米朝事務所の代表取締役社長に就いている。

内は「まずは公演が大阪松竹座とのことでうれしく思います。ここは僕の原点の場所でもあります。大好きな劇場です」と喜んだ。

99年にジャニーズ事務所に入所し、大阪松竹座で初舞台を踏んだ。17年4月に出演したブロードウェー・ミュージカル「コメディ・トゥナイト! ローマで起こったおかしな出来事《江戸版》」以来、約3年ぶりに同劇場の舞台に立つ。

米朝さんの師匠、先代米団治は、一門筆頭の桂ざこば(72)が演じ、内はざこばを「パパ」と慕う。「パパと同じステージに立てるというのは、ひとつの夢がかなった気持ちです。非常に楽しみ」と話した。

米団治は舞台化を「ありがたい限り」と感謝。「私に扮(ふん)するのがジャニーズの内博貴さんとは…。ああ、申し訳ない。実物より100倍かっこええ人間になりそう」とコメントした。

◆桂米朝五年祭記念 喜劇「なにわ夫婦八景 米朝・絹子とおもろい弟子たち」 15年3月に亡くなった米朝さんをしのぶ「五年祭」記念の一環。OSSK出身の駒ひかること絹子(真琴つばさ)と、落語家桂米朝こと中川清(筧利夫)は、運命に導かれるように出会い、結婚。子供3人を授かる。穏やかな夫婦生活かと思いきや、極めて個性的な内弟子たちとの共同生活が待っていた。上方落語とともに歩んだ夫妻を描く。米団治は今年夏に、舞台化を発表しており「両親の偉大さにひれ伏したような気持ち」と話していた。

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