堤真一(55)、ナインティナインの岡村隆史(49)がダブル主演する映画「決算! 忠臣蔵」(中村義洋監督)の初日舞台あいさつが22日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われた。赤穂浪士の討ち入りを予算の視点からとらえた作品。

堤が「寒い寒い京都で撮影して、ようやくこの日がやってきました」と感無量の表情を見せると、岡村は「無事撮りなおすこともなく、公開を迎えたことをうれしく思います」とあいさつ。麻薬取締法違反の疑いで沢尻エリカ容疑者(33)が逮捕されたことでNHK大河「麒麟がくる」が再撮影を余儀なくされたことを思わせるような発言。岡村自身も「麒麟がくる」に出演するが、「タイムリーかなと思いまして」とにやりとしてみせた。

今年中に決算したいことを聞かれ、岡村は所属する吉本興業の契約問題に触れた。「ずるずる引き延ばしになっていたエージェント契約なのか、専属契約なのか、今まで通りなのか。先日、マネジャーにペンを渡されて書けと言われましたが保留にしました。(年明けまで)ズレこみそう。加藤浩次がエージェント契約で、どれだけ得したのか損したのか見ているところです」。

関ジャニ∞の横山裕(38)は「決算しました! グループもそうですけど心機一転頑張ってるんで」と、9月に錦戸亮(35)が脱退し5人体制になったことに触れた。

ほかに浜田岳、石原さとみ、寺脇康文、A.B.C-Zの橋本良亮が出席。