ハリソン・フォード(77)が、犯罪ドキュメンタリー・シリーズ「ザ・ステアケース ~階段で何が起きたのか~」をドラマ化したTVシリーズに主演することがわかった。フォードがTVに復帰するのは、20年以上ぶりとなる。

2004年に初めてフランスとアメリカで放送された「ザ・ステアケース」シリーズは、2001年に妻殺しの容疑をかけられた犯罪小説家マイケル・ピーターソンとその事件の真相に迫る衝撃作。

米バラエティー紙によると、フォードは同シリーズをドラマ化したシリーズで共同エグゼクティブ・プロデューサーも務めるという。

2013年に追加エピソードの2話が放送され、昨年、最新作の3話が新たに加わりNetflixで配信された。犯罪ドキュメンタリーの先駆けともいわれ、クオリティーの高いTVドキュメンタリーとして評価を得ている。

TVシリーズでの主演は、1993年の「インディ・ジョーンズ/若き日の大冒険」以来のこととなるフォードだが、2021年公開予定の「インディ・ジョーンズ」シリーズ5作目に復帰が決まっている。

今年5月、米トーク番組に出演したフォードは、同シリーズのリブート作品でクリス・プラットがインディ・ジョーンズ役を演じるとのうわさについて、「インディ・ジョーンズは僕なんだよ。わからないのか?僕が消えれば彼も消えるんだ。カンタンなことだよ」と否定していた。(ニューヨーク=鹿目直子)