木村拓哉(47)が来年1月8日に発売する初のソロアルバム「Go with the Flow」に、09年に亡くなったミュージシャン忌野清志郎さん(享年58)提供の「弱い僕だから」が収録されることが7日、明らかになった。

来年2月16日放送のBSフジ「輝き続ける 忌野清志郎」(午後6時)でレコーディング風景が放送される。木村のBS出演は初めて。

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来年1月1日午前0時から、BSフジ公式YouTubeチャンネルで歌唱シーンを含む予告動画が公開される。番組では、09年5月2日に亡くなった清志郎さんを語り継ぐ。木村は97年4月期のフジテレビ系主演連続ドラマ「ギフト」で清志郎さんと共演して以降、自宅や稽古場でセッションをするなど個人的な親交があった。スペシャルコーナーで「弱い-」を、清志郎さんの愛弟子のミュージシャン三宅伸治らとレコーディングする映像が明かされる。

「弱い-」は97年発売のSMAPのアルバム「SMAP 011 ス」に木村のソロ歌唱が収録されている。BSフジでは「今年5月の日比谷野音の『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー』にサプライズ登場した木村拓哉さんのステージを見て、オファーをする中で『弱い-』の収録を知り、撮影させていただくことになりました」と説明している。

木村は来年2月8日から初のソロライブツアー「TAKUYA KIMURA Live Tour 2020 Go with the Flow」を行う。同8、9日に東京・代々木第1体育館、同19、20日に大阪城ホールで大阪公演を開催。4公演で計5万5000人動員する予定だ。16年いっぱいで解散したSMAPの同年3月のNHK「“明日へ”コンサート」以来のライブステージだ。

現在、放送中のTBS系の主演連続ドラマ「グランメゾン東京」(日曜午後9時)では、天才シェフを演じている。ここまで全回の平均視聴率は12・4%(ビデオリサーチ調べ、東京地区)と全て2桁をマークしている。来年1月4、5日にはフジテレビ開局60周年企画の2夜連続ドラマ「教場」(午後9時)で、初となるシニア役の白髪姿の警察学校教官役を演じる。

来年初めまでは俳優木村拓哉が、それ以降は歌手木村拓哉が全開だ。