俳優神木隆之介(26)が13日、都内で、主演映画「屍人荘の殺人」(木村ひさし監督)初日舞台あいさつに出席した。

同作は作家今村昌弘氏による同名小説の映像化。ペンション紫湛荘(しじんそう)を舞台にした殺人事件の解決に挑むミステリー・エンターテインメント作品。神木はミステリー小説が大好きな大学生、葉村譲を演じる。

「今年1月から撮影が始まって、みなさんがどう楽しんでいただけるのだろうとずっと楽しみで、やっとこの日を迎えられました」と話した。

今年1年を「いろいろ挑戦できた年」とし、「舞台も初めてだったし、今までやったことのない役だったり、環境だったりで仕事をさせていただくことは僕自身にとって挑戦ですし、自分でもやってみようと変えた部分もある。すごく経験させていただいた1年でした」と振り返った。また、令和元年一番の事件には「ウィル・スミスさんに会えたこと」を挙げた。

「みんなで魂を込めて作った作品です。コメディー要素もありますが、根底にあるのは本格ミステリーなので、この作品の世界にどっぷりと浸って、楽しんでいただけたらと思います」とアピールした。

この日、浜辺美波、中村倫也、池田鉄洋、木村ひさし監督も登壇。池田はMCも務めたが、共演者からいじられ倒した。「むちゃぶりで踊らされた」という動画も公開された。浜辺が一緒に踊る動画も公開されると、浜辺は「大先輩が踊ったら、私が踊らないわけにはいきませんから…」と苦笑した。