嵐と米津玄師のコラボによって作られたNHK2020ソング「カイト」が初披露された。

収録だったが、新国立競技場で嵐が歌った。歌唱シーンの映像前には「カイト」の完成に向けた制作風景もVTRで紹介され、米津の姿もあった。

米津はVTRの中で「『カイト』という曲を作るにあたって、いろんなことを考えた」と言い、さらに続けた。「1つは今の自分は誰かに生かされてきたということでした。自分の身の回りにいる人間や、遠くで自分に影響を与えてくれたたくさんの方々、その全てに、ちょっとずつ、ちょっとずつ許されながら、お前はここで生きててもいいんだと、そういうふうに許されながら生きてきたのが、今の自分だと思っていて。そういう事を考えていました。日々漫然と生きていると、そういうことを忘れがちになってしまいますが、それは決して忘れてはならないことだと、自分をいましめながらこの曲を作りました」と語った。

さらに「とてもいい曲になったと思います。この曲を作るきっかけを与えてくださった方々、ならびに嵐の皆さんに感謝の気持ちを述べたいと思います」と続けた。

同曲は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年、そして未来に向けてアスリートやこれからの時代を担っていく若い世代を応援する歌だ。