俳優吉沢悠(41)と市原隼人(32)が、BS-TBS開局20周年記念ドラマ「伴走者」(3月15日午後7時放送)で、ダブル主演を務めることが14日、分かった。

実業団の陸上部から戦力外通告を受け、伴走者になった淡島祐(吉沢)と、事故で視力を失った元サッカー選手のブラインドランナー内田健二(市原)の絆を描く。吉沢と市原は初共演。ドラマの制作は昨年発表されていたが、キャストは発表されていなかった。

吉沢は「市原さんは熱い面と同時に、繊細な部分も感じる方。共演でどんな化学反応が起きるのか楽しみ」。また、「見る方の心を打つ、熱量の高い、熱いドラマとして2020年東京オリンピック・パラリンピックを後押しできたらうれしいです」と同作への意気込みを示した。

市原は「役同様、現場では吉沢さんが自分にとってなくてはならない存在になるはず。吉沢さんを信じて、しっかりとみつめていきたい」。また「内田という役、設定、環境、作品、すべてを受けとめて、湧いてくる感情をドキュメント感覚で大切にしながら、現場でもがいてみようと思います」とコメントした。

クランクインは今月下旬の予定。吉沢と市原は昨年12月からトレーニングをスタートし、撮影に向けて着々と準備を進めているという。