作家の乙武洋匡氏(43)が、育児休暇を取得する意向を示した小泉進次郎環境相に対して一部から批判の声があがっている状況を受け、自身の考えを述べた。

乙武氏は17日、ツイッターを更新。小泉氏の育休取得をめぐる議論に触れ、「これは一般企業の話になるけれど」と前置きした上で、「『業務に支障が出る』という批判の声は、休みを取る人よりも、経営陣に向けたほうが建設的ですよね。『誰かが欠けたら回らなくなる組織』よりも『誰かが一時的に欠けても回る組織』のほうが働きやすいし、多様な人材が活躍できる」と持論を展開した。

続けて「実際、数々の企業に『働き方改革』をコンサルしてきた小室淑恵さんによれば、そうした組織改革を行った企業のほうが業績が伸びるといったデータも出てきているようだし」と説明。「『そんなの無理』と決めつけて個人叩きをするより、そのエネルギーを組織改革に向けたほうが、自分が預かれる恩恵は大きいと思う」(原文のまま)とした。