歌手で女優のシシド・カフカ(34)が17日、都内で初主演となるNHKドラマ「ハムラアキラ~世界で最も不運な探偵~」(24日スタート、金曜午後10時)の会見に共演の間宮祥太朗、中村梅雀と出席した。何かと災難に巻き込まれる女性探偵を描くミステリー。

シシドは「初めて主演というのをやらせていただき、務まっているか疑問ですが」と謙遜しながらも「ミステリーは人間のもろさや、普段は出てこない怖さを楽しむものと思っています。毎話登場するゲストの方々の心情も楽しんで見てほしい」とPRした。

演じるキャラクターは自分を強く見せる女性。「自分も音楽をやり、男の人が多い中で、どれだけ自分を大きく強く見せるかをやっきになっていた時期もあったので、つながるところもあります」と紹介した。

また「こういう場に立ったり、テレビに出演した際、エピソードトークが1つもないというぐらい平々凡々と生きているので、今回(劇中)転んで殴られ、転げ回ってというのが新鮮。そんな人生は絶対に嫌ですが、いろんな経験をさせてもらって新鮮な気持ち。面白い」と語った。

間宮は「僕は雑な人間。ヘラヘラしていると、カフカさんが嫌かなと思って猫をかぶっていました」。梅雀は「映像では初めてのお姉キャラを演じた。わざとらしくならないように気を付けた」と語った。