小泉孝太郎(41)が17日、都内で、テレビ東京系主演ドラマ「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」(20日スタート、月曜午後10時)の会見に出席した。

倒産寸前の病院を再建するため奮闘する医師の姿を実話ベースに描く。

この日未明、弟の小泉進次郎環境相(36)とフリーアナウンサー滝沢クリステル(42)の間に第1子男児が誕生した。小泉が報告を済ませると会見はお祝いムードに包まれ、共演の高嶋政伸(53)は「お生まれになった方にいつかお会いすることがあったら『あなたが生まれた時、おじさんと一緒に私はこんなに素晴らしいドラマをやっていた』と言える。おめでとうございます」。浅田美代子(63)も「おいっ子ちゃんが(ドラマの舞台となる)有原病院で生まれてくれればよかったのに!」と笑顔で祝福した。

同作は、医療ジャンルながら病院再建を描く経営ドラマの側面を持つ。膨大なセリフ量と闘った小泉は「まあ、きつかった」と苦笑い。小西真奈美(41)演じる妻との共演シーンはひと息つける瞬間だったようで、小西は「しゃべらなくていいからラッキーとか、癒やされるとか言ってくださった」と小泉のようすを明かした。また「先ほども『おじさまになったことにも熱く生きていく』とおっしゃっていたので、おじさまになった孝太郎さんごと熱く応援していきます! とにかく応援ムードです」とエールを送ると、小泉は「ありがとうございます」と照れながら頭を下げた。

ドラマでは小泉が「暴走特急」の異名を持つ熱血医師を演じることから、自分にキャッチコピーを付けるとしたら? と聞かれる場面もあった。高嶋はわが子誕生の瞬間を振り返りながら「守っていかなきゃという不思議な感覚が生まれた。私の中にも人間の心があったんだなと。やっと人間になれた気がした」とし、「人間になった私」を自分のキャッチコピーに挙げた。これを聞いた小泉は「じゃあ僕は『伯父になった私』で」と便乗して笑わせた。