Hey!Say!JUMP山田涼介(26)が18日、都内で、公開中の主演映画「記憶屋 あなたを忘れない」(平川雄一朗監督)の舞台あいさつを共演の芳根京子、佐々木蔵之介、蓮佛美沙子と行った。記憶を巡るヒューマンラブストーリー。

作品にちなみ山田は記憶に残る忘れられないエピソードを紹介。内容はジャニー喜多川さんとのジャニーズJr.時代の思い出。急に電話があり、「『ユー、ユーのこと嫌いだよ』と急に言われたんです。理由を聞いたら僕と関係ないことだったんですけど、嫌われたからもう残れないだろうと思っていたら、その数年後、滝沢秀明さんの舞台に立たせてもらい、ソロで踊る機会があり、ジャニーさんが走ってきて『ユー、最高だよ』と抱きしめてくれました。わけ分からないと思ったんですけど、それがジャニーさん。その時、その時を生きている人」と語った。

蓮佛は「大林宣彦監督と16歳ぐらいの時に初めて仕事をした時に言われた言葉。『芝居に正解も不正解もないから思ったようにやりなさい』。救いでした。いかに自分を信じられるかが大事」とし、今でも支えになっていると語った。

佐々木は、上京して初めて映像の仕事をした数十年前の話を紹介。1カ月のけいこを行ってから行う、それまでの舞台の仕事とは違うことで「映像の仕事は向いていない。できませんとマネジャーに言った」とし、マネジャーには「いけると思うよ。むいていると思うよ」と言われたという。その言葉で今の佐々木があるが、マネジャーはその会話を覚えていないと語り、会場を笑いに包んだ。

芳根は最近、母に言われた言葉を紹介。「昨日には感謝、今日には情熱、明日には希望、という言葉をもらったんです。でもいつも通る理髪店さんの前のホワイトボードに書いてありました」と笑った。

最後は山田が「温かい作品。人と人のつながりの大切さを再確認できる。どの世代にも楽しく感動していただける作品」とPRした。