松坂桃李がハロプロオタク役「感じ入るものあった」

  • 剣樹人氏のコミックエッセー「あの頃。 男子かしまし物語」

俳優松坂桃李(31)が、映画「あの頃。」(今泉力哉監督、来年公開)で、主人公のハロー! プロジェクト(ハロプロ)オタクを演じることが19日、分かった。原作は、剣樹人(つるぎ・みきと)氏の自伝的コミックエッセー「あの頃。 男子かしまし物語」で、脚本は冨永昌敬氏。今月から製作が始まる。

大学院受験に失敗し、バンド活動を続けながら、金なし、彼女なしの生活を送っていた主人公・樹人が、松浦亜弥のMVをきっかけにアイドルにハマり、イベントで出会った仲間たちと遅すぎる青春を謳歌(おうか)する物語。

松坂は「誰しもが持っているであろう『あの頃』。その時間にどんな思いがあって、どんな出来事があって今の自分が生きているのか。原作者の剣さんのお話をうかがった時、自分も『あの頃』に触れた時、ふと感じ入るものがありました。初めてご一緒する今泉監督とともに作りあげていく『あの頃。』をスタッフ、キャストで楽しみながら形にし、お届けできればと思います」とコメントを寄せた。

松坂は、剣氏と一緒にモーニング娘。のコンサートに行くなど、役へのアプローチを行っているという。

剣氏は「私の人生で忘れることのできない大事なひと時と、自慢の友人たちを記録した大切な作品。映画の力で多くの方に伝わり、さらに愛するハロー! プロジェクトが、一層盛り上がるきっかけになれば、私のアイドルオタク人生に思い残すことはありません」と、映画化と松坂の主演に感激している。

○…松坂は近年、映画で、個性的で幅広い役柄を演じている。17年の「彼女がその名を知らない鳥たち」では、主人公の女性をもてあそぶ男を演じ、高く評価された。18年の「不能犯」ではマインドコントロールで自殺に追い込む犯罪者、「娼年」では娼夫、「孤狼の血」では刑事を演じた。昨年も「新聞記者」で内閣情報調査室のエリート官僚に、「蜜蜂と遠雷」でピアニストに挑戦している。

◆ハロー! プロジェクト アップフロントプロモーション所属の女性アーティストの総称。14年まで総合プロデューサーを務めたつんく♂が、97年11月に平家みちよを第1号としてデビューをさせた。現在、モーニング娘。'20、アンジュルム、Juice=Juice、こぶしファクトリー(3月活動終了)、つばきファクトリー、BEYOOOOONDS、研修生が在籍。これまで太陽とシスコムーン、カントリー・ガールズ、Berryz工房、℃-uteらが活動。