人気ミュージカルの映画化「キャッツ」(トム・フーパー監督、24日公開)のプレミア・イベントが22日、都内で行われ、ヒロインのフランチェスカ・ヘイワード(27)を始め、日本語版で声を担当した俳優が顔をそろえた。

世界屈指のバレエダンサーでもあるヘイワードは「日本は何度も来ていますが、素晴らしい観客にいつも感動しています。今回はこんな大作といっしょに来られて感激しています」と笑顔を見せた。

葵わかな(38)は「日本でも根強い人気のあるミュージカル。オーディションを通って声を入れられたことは光栄でした」。山崎育三郎(34)は「『レ・ミゼラブル』を撮ったトム・フーパー監督に会えて光栄です。どさくさにまぎれてツーショットも撮らせてもらいました。初めての体験だったのですが、頭にマイクを仕込んで体を動かしながら声を入れました」と明かした。

ロバートの秋山竜次(41)は「今日は人間しかいないけど、猫にも見てもらいたい」と笑わせた。大竹しのぶ(62)は「オリジナル版があまりにも素晴らしかった。私が入れたのは20歳くらい上のジュディ・ディンチの声。深みを出すのがたいへんでした。本当はみんなで一緒に声を入れたかった。1人でやるのはちょっと不安でした。日本語版も見てください」と話した。高橋あず美(33)大貫勇輔(31)も登壇した。