世界で最も影響力のある黒人女性として知られるメディア界の大御所オプラ・ウィンフリー(65)が、公務からの引退を発表して英王室を離脱するヘンリー王子とメーガン妃を「1000%支持する」と語った。

2018年5月に行われた夫妻の結婚式にも招待されるなど友人として知られるウィンフリーは、米ニューヨークで芸能情報サイトTMZの直撃取材に応じ、「私が夫妻を支持する理由は、これまで長きにわたって検討した結果だと信じているから。エリザベス女王も数カ月にわたって話し合われてきたと言っていたでしょ。それにヘンリー王子も新しい家族と平穏に暮らしていくために必要な決断だったとスピーチで語っていたじゃない」とコメント。カナダへの移住に対して批判的な意見も多いが、「王子は家族のために必要なことをしただけ。それに対して他人が何か意見する権利は誰にもないと思う」と意見を述べた。

ウィンフリーは今月初めに夫妻の王室離脱に影響を与えたのではないかという疑惑に対し、「ヘンリー王子もメーガン妃も私の助けは必要としていない。2人は自分たちにとって一番良いことが分かっている」と語り、助言していたのではという報道を否定していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)