ケガの痛みによる公演中止が続いているマドンナ(61)が、27日のロンドン初日となる公演も中止。25日、インスタグラムでファンに謝罪のメッセージを発表した。

マドンナはつえを手にイスに座っている写真とともに、「ロンドン公演を中止せざるをえなくなり、本当にすみません。ドクターから、あと数日は休むよう指示を受けました。ツアー開始当初からケガに苦しんでいますが、体の声を聞いて健康第一にしなくてはなりません。ファンを失望させたり、ショーの完成度を妥協したくないので、不可能となるまでツアーは続けます」とメッセージ。チケット代の返金を約束するとともに、29日のロンドン公演は予定通り行うとしている。

最後に、「誰かを失望させたことを深くおわびします。中止を余儀なくされ、私自身も、皆さんが想像している以上に傷ついていることを知ってほしい。理解してくれて、ありがとう」と結んでいる。

19日のリスボン公演をわずか45分前の告知で中止したマドンナは、21日に同地での公演に復帰するも、再び22日の公演を中止している。「Madame X」ツアー始まって以来、今回で10度目の公演中止となる。

痛みの原因については詳しく明かしていないが、27日にはインスタグラムで、複数のケガの治療のため、氷風呂に入っている写真を公開している。ヨーロッパツアー中のマドンナは1月から3月にかけて、ロンドンおよびパリでの公演を含め計14公演を予定している。(ニューヨーク=鹿目直子)