ヘンリー王子とメーガン妃夫妻が王室離脱後も、講演や本の出版だけで余裕で生活していけるとの報道がなされている。

有名人の講演を扱う業界関係者らが米情報サイトTMZに語っているところによると、多くの有名人たちに高額の講演料が支払われているが、元王室メンバーだったヘンリー王子夫妻の講演が引く手あまたになることは必至だという。

ニコール・キッドマン、ダイアン・キートンら大物有名人を顧客に持つ講演会社は、王子夫妻が非営利団体の主催による講演会で話すことにより、ビジネスができると予測。

有名人による1回の講演料の相場は通常、20万～30万ドル（約2200万円～3300万円）だが、王子夫妻の場合は1人50万ドル（約5500万円）、夫婦で100万ドル（約1億1000万円）と見積もっている。しかも、長く話せばそれだけ金額も跳ね上がるという。

しかし、一方で、多くのセレブたちがそうであるように、「夫妻がこれらのお金をチャリティーに寄付しても、驚きではない」としている

また、有名人やスポーツ選手を抱えるエージェントによると、王子夫妻の場合、本の出版契約の前金として800万～1000万ドル（約8億8000万円～11億円）が余裕で支払われるという。しかも、夫妻が本の出版に応じるとすれば、出版社同士の激しい争奪戦により、ギャラはさらに釣り上がることが見込まれる。

しかし、本当にお金になるのは、元王室メンバーによる前代未聞の回顧録あるいは暴露本だという。業界関係者らは、夫妻は、世界で1000万部を売り上げたオバマ元大統領夫人の回顧録を超える大金を稼ぐことになるとみている。（ニューヨーク＝鹿目直子）