俳優向井理(37)主演のフジテレビ系連続ドラマ「10の秘密」(火曜午後9時)の28日放送の第3話の視聴率が、6・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが29日、分かった。前回の7・9%より1・2ポイント、ダウンした。

初回から8・9%、7・9%だった。

関西地区は7・9%、前回の10・1%より2・2ポイント、ダウンした。初回から11・8%、10・1%だった。

白河圭太(向井)は14歳の娘・瞳(山田杏奈)と2人で暮らす建築確認検査員。9年前、弁護士で上昇志向の強い元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)が家を出て行って以来、シングルファーザーとして奮闘しながら娘と良好な関係を築いてきた。だが、その娘が誘拐される。

第3話で、誘拐された瞳(山田)を救い出すため、圭太(向井)は由貴子(仲間)の指示のもと、自殺した矢吹(中林大樹)が残した帝東建設の不正の証拠を手に入れる。誘拐犯との危険な取引を前に、圭太は由貴子の身を案じるが、由貴子はそんな元夫の心配をよそに、不正データが入ったUSBを手に、瞳を誘拐した二本松(遠藤雄弥)と相対する。

圭太は、幼なじみの石川菜七子(仲里依紗)と瞳の帰りを待ちわびる。娘が誘拐された原因は、10年前に起きた事件にあるのでは、という疑念が払拭(ふっしょく)できない圭太は、由貴子とともにこれまでひた隠しにしてきた、10年前の秘密について語り始める。瞳が信頼を寄せていた音大生の伊達翼(松村北斗)の部屋を圭太が訪ねると、10年前の秘密について瞳から相談を受けていた翼は、まるで何かを知っているかのように圭太に執拗(しつよう)に探りを入れる。

そして、仕事に復帰した圭太は、決して公にされたくない秘密を会社に知られてしまい、取り返しのつかない事態に。八方塞(ふさ)がりとなり、追い詰められた圭太は、矢吹が残した秘密を武器に、疑惑の誘拐犯へ逆襲に打って出た。