ヘンリー王子とメーガン妃夫妻が14日、米国へのビジネストリップを済ませ、カナダに戻ったことが明らかになった。英デーリーメール紙は夫妻の王室離脱以来、初めてのツーショット写真を公開。

カナダのビクトリア国際空港に、数人のセキュリティーらとともに民間機から降り立った夫妻は自分たちのバッグを抱え、満面の笑みを浮かべている。息子アーチー君の姿はない。

メーガン妃は白とブルーのストライプのシャツに黒のカーディンガン、ジーンズ姿で、ノートパソコンとダッフルバッグを抱えている。王子はグレーのプルオーバーにジーンズ、茶色の野球帽姿で、小さなキャリーケースを運んでいる。

夫妻は先週初め、カリフォルニア州にある名門スタンフォード大学を訪れ、教授たちとブレインストーミングを行うための会合に参加したと報じられた。すでに、新たなチャリティー組織の設立に向けて動いている夫妻を援助するための会合だったようだ。

王室の自分たちのオフィスを閉鎖するとともに、スタッフ・メンバーを解雇したと報じられている夫妻は今回、新事業開拓への足がかりをつかむため米国へ飛んだとみられている。

今月初めにはマイアミで開かれたJPモルガン主催の投資サミットで演説を行った夫妻だが、米大手投資銀行ゴールドマン・サックスでの講演の話も持ち上がっていると報じられている。

来月9日には、ロンドンのウェストミンスター寺院で行われるコモンウェルスデー式典でロイヤルファミリーと顔を合わせるとみられている。(ニューヨーク=鹿目直子)