俳優佐野勇斗(21)が24日、都内で、主演する日本テレビの深夜ドラマ「FAKEMOTION-卓球の王将-」(4月8日スタート、水曜深夜0時59分)のキャスト集合会見に出席した。

同作は、大手芸能事務所スターダストプロモーションの若手俳優らで構成するアーティスト集団「恵比寿学園男子部」、通称EBiDAN(エビダン)メンバーが主体となるドラマ。近未来の世の中は空前の卓球ブームで、高校生同士の優劣を決めるのは卓球の勝敗という卓球戦国時代の熱い友情と絆を描くスポーツ青春ドラマ。佐野は特殊能力を持つ恵比寿長門学園の高杉律を演じる。

「エビダン総出の作品で、2020年はエビダンすげえな、やべえなと知らしめられる作品になっていると思います。何よりみんなイケメンです。ぜひみなさん注目してください」とアピールした。

卓球がテーマと聞いた時は「好きなのでうれしかった」とし、「五輪で卓球が盛り上がると思うので、五輪の波に僕たちも乗っていきたいなという思いでいっぱいです」と笑った。また、練習について「1カ月ほど、日によって違うけど半日くらいは練習した。卓球の基礎的なことはできていたけど、激しいアクションのある役で、ジャンプスマッシュやCGなしのシーンもあるので、楽しくもあり大変な練習だった」と振り返った。

この日、古川毅(20)森崎ウィン(29)らも登壇。古川は「先輩後輩勢ぞろいで、エビダンメンバーがこういう場所で作品を届けにいくプロジェクトが始動するのは楽しみですし、しっかりエンターテインメント作品になっているので、普段の音楽活動とは違った一面をお届けできると思います」。森崎は「エビダンは年に1回のライブでしか集まらないけど、休憩時間の何げない会話がいとおしい瞬間でした。エビダンは帰る場所で心安らぐ場所だけど、刺激ももらえるすてきな場所だなと改めて感じた」。また後輩たちを「親しき仲にも礼儀ありなので、ちゃんと年上を敬ってくれる」とし、「この感じがもっと世に伝わって欲しいなと思います」とアピールした。

会見にはTリーグ木下マイスター東京所属の田添健汰、響兄弟がゲストで出席。健汰と3ポイント先取マッチで対戦した佐野は1球目のサーブを外すとのけぞった。2球目は辛うじて入ったが、健汰の返球を返せず、3球目もサーブを外してあっけなく終わった。佐野は「さすがですね。回転とかがすごくかかっていて僕らに取らせようとしていなかった」と残念がり、キャスト陣は大爆笑。何もせずにゲームが終わった健汰は「本気のサーブを用意してきたのでぜひ!」と要望。その強烈なサーブに佐野はもてあそばれた。