向井理(37)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「10の秘密」(火曜午後9時)の25日放送第7話の視聴率が、6・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが26日、分かった。前回の6・4%より0・4ポイント、ダウンした。

初回から8・9%、7・9%、6・7%、6・2%、5・4%、6・4%だった。

関西地区は7・1%、前回の8・5%より1・4ポイント、ダウンした。初回から11・8%、10・1%、7・9%、9・7%、8・9%、8・5%だった。

白河圭太(向井)は14歳の娘・瞳(山田杏奈)と2人で暮らす建築確認検査員。9年前、弁護士で上昇志向の強い元妻・仙台由貴子(仲間由紀恵)が家を出て行って以来、シングルファーザーとして奮闘しながら娘と良好な関係を築いてきた。だが、その娘が誘拐されたことから事件が始まる。誘拐事件を仕掛けたのは、瞳の実の母親である由貴子だった。そして、その事件は10年前の火事にまでさかのぼる。

第7話で、圭太(向井)から、自分を誘拐した犯人の正体が母・由貴子(仲間)だと聞かされ、瞳(山田)は、にわかには信じられない。さらに追い打ちをかけるように、由貴子から「もう用はない」と言われ、激しいショックを受ける。目の前で瞳を傷つけられ、由貴子への怒りがおさまらない圭太は、奪った金を警察に見せて由貴子の罪を公にしようとするが、隠していたはずの3億円は、こつぜんと姿を消していた。

由貴子に金を奪い返されたと考えた圭太は、帝東建設戦略室長の宇都宮竜二(渡部篤郎)に接触。帝東建設の不正を露呈させ、社長の長沼(佐野史郎)の失脚を狙う竜二に手を貸すそぶりを見せ、由貴子の居場所を聞き出す。しかし、たどり着いた隠れ家で、圭太は背後から何者かに襲われる。

その頃、10年前に火事が起きた別荘の建設プロジェクトに、竜二が関わっていたことを突き止めた翼(松村北斗)は、母親との記憶をたどるうちに、あることを思い出す。そして、母親が残した1枚のメモを見つけ出すと、そこには犯人と思われる痕跡があった。

翼から話を聞いた圭太は、10年前の真実を突き止め、さらに由貴子を捕まえるためにも、竜二に迫る。すると、竜二は由貴子も知らない、ある秘密を打ち明けた。