スティーブン・スピルバーグ監督(73)が、4月からクランクインすると伝えられている大ヒット映画「インディ・ジョーンズ」シリーズ第5弾で監督を降板することが明らかになった。

米バラエティー誌などによると、降板は新たな世代に物語を引き継ぎたいという本人の意思によるもので、メガホンは取らないものの引き続きプロデューサーとして製作には関わるという。すでに「フォードvsフェラーリ」(19年)などで知られるジェームズ・マンゴールド監督が代役候補に挙がっているという。

スピルバーグ監督は第1作目「レイダース/失われたアーク」(81年)以来メガホンを取り続けており、39年の歴史の中で初めて別の監督が起用されることになる。主演のハリソン・フォードの最後の「インディ・ジョーンズ」シリーズになると言われる本作は、来年7月に全米公開が予定されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)