成田凌(26)と森七菜(18)らが出演する旅行情報サービス「じゃらん」の30周年特別記念フィルム「ここではないどこかで」が、今日30日から特設サイトで公開される。監督・脚本は映画「君の名は。」のプロデュースなどで知られる川村元気氏。「旅」をテーマに、1990年の創刊以来「じゃらん」が見てきた旅や地域の魅力を「旅に行く人」「旅を受け入れる人」を通して表現した。また、主題歌「流れ星の正体」をBUMP OF CHICKENが提供している。

動画のあらすじは、東京の大学進学を控えた女子高生の雪(森)は親とケンカをして東京に旅に来ていた。雪がスマートフォンを落としたことをきっかけに、大学生の光(成田)と出会い、2人で東京観光をすることになった。同じ頃、子育てが一段落した真知子(板谷由夏)は、初の1人旅で雪景色が印象的な北の地を訪れていた。宿泊施設で働く道夫(犬山ヴィーノ)と話すようになり、ともに子どもとのコミュニケーションで悩んでいることが分かる。旅先での2組の出会いと経験が、少しずつ4人を変えていく…というもの。

インタビューで国内旅行の思い出を聞かれた成田は「先日、福井に温泉に入りに行きましたが、恐竜博物館も見たくて欲張ったら移動で疲れてしまいました。でも、すごく楽しかったですし、心が豊かになりました」と答えた。森は「私は毎年、家族旅行に行くんですけど、冬と夏に北海道に行っていて、両方とも思い出に残っています」。また、旅先として好きな地を問われた森が「大分です。大好きです」と答えると、成田も「大分には温泉もあるよね。行ったことないので、行ってみたい」と賛同していた。

監督・脚本を担当した川村氏は「私は旅をするたびに、自分の住む街やそばにいる人たちの素晴らしさを発見してきました。旅の持つ本来の魅力を再発見していただければ幸いです」とコメントした。

動画のURL:https://s.jalan.net/33LX28U。