NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の1日に放送された第3回の平均視聴率が19・3%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチの調べで分かった。同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。

初回の関東地区の平均視聴率は21・2%だった。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われた。

あらすじは、蓄音機から流れる西洋音楽に夢中になっていた裕一(石田星空)。町の一大イベントである運動会の日が近づくにつれて、憂うつな気持ちを募らせていった。練習でも足をひっぱってばかりで、体育教師に叱られたが赴任してきたばかりの藤堂清晴先生(森山直太朗)に助けられた。運動会の当日になり父の三郎(唐沢寿明)や母のまさ(菊池桃子)、伯父の茂兵衛も応援にやって来た。裕一が出場する徒競走になり、いざスタートしたが転げて挫けそうに。しかし、藤堂先生が引率したハーモニカ部の音楽に勇気をもらい完走した。その時に流れた音楽が裕一にとって初めてのエールだった、いう内容だった。