NHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜、午前8時)の3日に放送された第5回の平均視聴率が18・5%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。同作から土曜の内容は1週間を振り返る形となっている。

初回の関東地区の平均視聴率は21・2%だった。

主演は窪田正孝、ヒロインに二階堂ふみ。物語は高校野球の「栄冠は君に輝く」や、阪神タイガース応援歌「六甲おろし」などで知られる数々の名曲を手掛けた作曲家古関裕而氏とその妻をモデルにした、音楽とともに生きた夫婦の物語。

主題歌「星影のエール」をGReeeeNが歌う。朝ドラ初の4K撮影で窪田&二階堂のタイトルバック映像にも、その美しい風景が使われた。

あらすじは、藤堂先生(森山直太朗)が裕一(石田星空)の店を訪れ、父の三郎(唐沢寿明)に裕一には音楽の才能があると伝えた。喜ぶ裕一は学校でハーモニカ部に入る。

一方で老舗呉服屋の「喜多一」は不況のあおりを受け、三郎は義兄に融資を受ける決意をした。三郎は裕一に高価な楽譜を買い与える。裕一はそれをいじめっ子に奪われてしまうが、ガキ大将の村野鉄男(込江大牙)に助けてもらう。