米映画「デッドプール」シリーズなどで知られる俳優ライアン・レイノルズ(43)が、米CBSテレビのトーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーブン・コルベア」に出演し、外出自粛生活について明かした。

新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため自宅待機命令が出される中、妻で女優のブレイク・ライブルーと8カ月から5歳までの3人の娘と共に自主隔離生活を送っているレイノルズは、自宅からビデオ通話で番組に出演。「娘たちはドレスを作るのに凝っていて、ホットピンクのドレスを毎日着たがるんだ。だから今朝はティッシュペーパーでドレスを作ってあげたよ」とほほえましいエピソードを披露。さらに、自宅の庭でガーデニングを学びながら楽しんでいると言い、「子供たちにとって良い教育の機会」と父親の顔をのぞかせた。

一方で、不要不急のビジネスは営業が停止されてヘアカットに行けないため、ブレイクに髪を切ってもらう予定だと明かしたレイノルズは、「実は前に1度切ってもらったことがあるけど、2時間半もかかった上に、ライターかやすりでできた手袋でも使ったのかと思うほどひどい仕上がりだった」と暴露。不自由な生活が続く中でも息抜きはしているようで、「ほとんど一日中飲んでいるよ」と本音とも冗談ともとれる発言も飛び出し視聴者を楽しませた。

夫妻は新型コロナウイルスの影響で貧困に陥っている人たちに食べ物を提供する慈善団体フードバンクに100万ドルを寄付している他、最前線で闘うニューヨークの病院4カ所にそれぞれ10万ドルを寄付している。(ロサンゼルス=千歳香奈子)