日本テレビ系「笑点」(日曜午後5時30分)が5日、19年度の大喜利傑作選を振りかえる形で放送された。

同番組は2月25日に番組公式サイトを更新し、当面の間、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて、東京・後楽園ホールでの公開収録を中止することを発表していた。

この日の放送では通常の座布団ではなく、椅子に座る珍しい形式で進行された。舞台中央に司会の春風亭昇太(60)が座り、左右に他の出演者が並んだ。昇太は「笑点特別編。19年度の大喜利の中から、私、昇太が選びました。爆笑大喜利を見ていただこうということでございます」と説明した。

前回に引き続き無観客での収録となったが、客席にスタッフを入れて実施。「今回も無観客ということなんですけど、特別にお客さんには入っていただきました。マネジャーさん、大道具さん、小道具さん、そして看護師さんなど、笑点のスタッフのみなさまです!」と紹介した。

番組の最後には三遊亭好楽(73)が「スピーディーな感じがとってもいいですね」とふり返り、昇太は「この形、面白かったので、また来週もやってみようと思います。よろしくお願いします」と締めた。